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2014年01月22日

濃密な夜

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遠藤ミチロウが目の前で、約50cm前の空間で

歌っている、時に吠えながらタバコや酒で焼けた喉から

声を振り絞りながら。

観客が吐いた言葉や息やタバコの紫煙が交差する空間の中、

遠藤ミチロウの声が耳をつんざき、心を揺さぶり、心臓をバクバクさせる。

まるでハンマーであちこちを叩かれている衝撃。

痛いほど骨身までその痛みが届き、やがて麻痺をする。

強い酒が骨身まで染みて行くかのように。

彼は福島は二本松の出身である。

彼は言う、彼の先祖は長州の萩の人の声を聞いていると。

その声は彼のDNAに刻まれているのだと。

しかし、長州の人は会津の言葉を聞いていないだろうと、

彼は福島の言葉で往年の名曲「オデッセイ」を歌った。

このあたりはやはり最高のパンクロッカーである。

反骨心は還暦を越えてもなお健在である。

彼と一緒に写った画像がある、私の顔は消してあるが彼の顔の方が

断然若く、あまりに小さいのでこちらが同じ人間として情けなくなってしまう。

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アフターライブにはお約束のCD、DVD販売。

多分に漏れず購入してサインを目の前で貰って徒歩で帰路に着いた。

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posted by 和をん at 11:27| Comment(0) | MUSIC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ロックンロールは死なない

私は、純粋なロックンロール、そう心から湧き出るような

地響きのような、マグマのようなどうしようもない熱い思いを

ぶつけるロックンロールは1990年代に死に絶えたと感じていました。

別に音楽評論家でもなく、ロックに造詣が深いわけでもない私ですが、

そんな私が感じるくらいだからこそ、ロックンロールは死に絶えたんだと

そう思ったのです。

もっともイーグルス(楽天ではない)の名曲、ホテルカリフォルニアの一節に

1969年以降にはロックスピリッツは死に絶えたと表現されているので

あながち嘘とは言えないだろうとも思う。

アメリカとは陸続きではない日本だから音楽文化も遅れてきて、それに伴い

廃れるのにも時差があるのだろうから。

さて、前置きが長くなったが今回のライブは狭い店内で40人限定で行われた。

40人限定なのは、まあ詰め込んでも40人くらいしか入れないからなのだろう。

ほとんどの方は常連さんと言うかマスターに縁や所縁のある方らしかった。

入り口で、チケットが無いんですが大丈夫ですかと聞くと

「ええ大丈夫です」とスンナリと料金を払うことでライブを見れることになった。

そんな中、私はステージの一番前の席にひとり腰掛けた。

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ワンドリンクサービスは入店時に料金と引き換えに渡された1枚のトランプ。

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これは開演前にジムビームのロックグラスに変わった。

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フロントアクトには、このライブスペース「玉ネギ畑」の前にあったカレー屋さん、

カレー大好きオニオン座の店主であった佐々木匡士さんが約1時間程度熱唱された。

そして機が熟したころ、二階のロフトから階段を後ろ向きに一人のロッカーが降りて来た。

パンクロッカー、遠藤ミチロウが天から降りてきたのだ。
posted by 和をん at 11:05| Comment(0) | MUSIC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鋼鉄の人未だ衰えず

遠藤ミチロウライブについての続きです。

遠藤ミチロウをご存知の方は多分、少数派でしょうか。

私が高校生の頃は一大バンドブームでして、イカ天(イカすバンド天国)や

インディーズシーンからのムーヴメントで色々なバンドが世に出ました。

当時、ほぼ男子校の工業高校に通っていた私の学生生活は、斉藤由貴が主演した

「はいすくーる落書」や仲村トオル、清水宏次朗がツートップの

「ビーバップハイスクール」そのままの不良でゴメンナサイ状態でした。

まあ、そんな中で一般ピープルな目立たない私ではあったんですが。

ですから、当時学校の文化祭で流れる音楽は不良っぽいロックでした。

THE MODSや氷室京介がまだ狂介名義の頃のボゥイだとか、ザ・ルースターズ、

アナーキー、そして、遠藤ミチロウ率いる最狂のパンクバンド、ザ・スターリン。

これらのバンドの歌は実はFM局やテレビで見たり、聴いたり記憶はほとんどありません。

ほとんどが高校で聞いた曲なんです。

ザ・スターリンなどは今でも放送コードに引っかかる歌詞が多いので、当時地元に

NHK以外のFM局が無かった身としてはそれはもう電波で聴くことは無理だったんですね。

やっとRCサクセションが市民権を得たぐらいでしたので、ボゥイなんかもあまり

掛からなかったですね。

でも、私が高校生の頃に聴いていた音楽は、パンクやハードなロックではなく、

どちらかと言うとアイドルだったり、佐野元春や浜田省吾、中原めいこ、とみたゆう子、

アリス、秋本奈緒美、さだまさし、柳ジョージあたりの軽めのロックやニューミュージック

でした。

今回、何故、遠藤ミチロウのライブに行ったのか?

それは、東北の震災のドキュメント番組で素顔の彼を見たからです。

過激な発言と過激なパフォーマンス、XJAPAN張りのドギツイ化粧の

遠藤ミチロウが、優しい顔で映っていた。

彼は齢、63歳になるんですよ。

63歳の現役ロッカー、震災に心を痛め故郷に恩返しをする過激なパンクロッカー。

見てみたくなるじゃないですか。

そんなんで、入れるかどうかわからない店の前で1月の冷たい浜風に打たれながら

開場までの30分間私は待ち続けました。

期待と不安の狭間で揺れながら、鋼鉄の人(スターリン)のボーカルだった

彼、遠藤ミチロウを見るために。

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posted by 和をん at 10:40| Comment(0) | MUSIC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする